めぐりウインドーギャラリーとは・・・

めぐりの大きな窓ガラスと、「キットパス」が出会い、アートプロジェクトが誕生しました。

毎回、「キットパス」で、季節感を活かしながら人やまちを元気にするテーマの絵を描いて、「めぐり」の窓を飾っていきます。

 

キットパス「キットパス」は、知的障害者雇用7割、その上彼らは正社員として毎月最低賃金以上支給され、会社の戦力として働いている日本理化学工業(株)の製品です。口紅と同じ原料を使った口に入っても安全な粉の出ない新しい筆記具です。色合いは鮮やか、書き味はソフト。凹凸のないガラス面やホワイトボードに描いて、濡れた布で簡単に消せるのが特徴です。

一人でも多くの方に、観に来ていただき楽しんでいただけるギャラリーにしたいと思っています。ぜひ、遊びにきて下さい。お待ちしています。

絵を描いて下さる方も募集しています。お気軽にご連絡ください。

 

プロジェクトメンバー
大山真里
おかどめぐみこ
ときたま

「めぐりウインドーギャラリー」はどうして始まったの?

「日本理化学工業を応援したい」 「めぐりの大きなガラス窓を活かしたい」

そんな思いからめぐりウインドーギャラリーが生まれました。

そもそもの始まりは2010年の5月横浜BankARTで行われた「ときたま」の展覧会です。メールニュースで情報を見た日本理化学工業(株)の大山真里さんが、何を思ったのか(本人曰く、お知らせにピピッと来たそうです)観に来てくれたのです。それから、気があって、何度も会っているうちに、日本理化学工業が知的障害者雇用7割、そのうえ障害者全員が最低賃金からスタートしているすばらしい会社だということを知りました。すっかり真里さんの、そして日本理化学工業のファンになりました。 仲良しの上野広小路のオーガニックカフェ「めぐり」の店主おかどさんにもすぐ真里さんを紹介。お店に「キットパス」をおいてくれるなど、一緒に応援モードに入ってくれたのでした。

「キットパス」はガラスなど平らな面に描けて、濡れた布で簡単に消せるという特徴を持つチョークです。きれいな色だし、描いて消せると思うと楽な気分でかけるし、すばらしいモノなのにあまり知られていない。実際に描いてあるところを見たり、描いたりしてみないとその良さが伝わりにくい商品なのです。 真里さんと知り合って半年経ち、なんかもっと積極的に日本理化学工業を応援できる方法はないかなあ、もっと多くの人にキットパスを知ってもらい、使ってもらい、買ってもらえたらいいなあと、考えていたら、突然ひらめいたのです。めぐりの大きなガラス窓に、キットパスで絵を描いてもらう!と。

すぐに、おかどサンと真里さんに声をかけ、3人でプロジェクトを始めました。「めぐりウインドーギャラリー」です。その4日後の2010年12月7日、第1回目を田中拓馬さんの作品からスタートしました。その後も毎回違うアーティストさんの作品が窓を飾り、現在に至っています。

 

ときたま